≪私たちがバリアをつくっている?:社会的な壁(バリア)≫
障害者は、社会の中にあるさまざまなバリアによって、生活しづらくなっています。しかも、社
会的なバリアは、当事者自身が「自分はダメだ」と思うようになる「内なる偏見」をつくりかねま
せん。
精神障害者への社会的なバリアで代表的なものは、「社会的な偏見」です。精神障害への無理
解や、マスコミの一部の報道によって、精神障害者が「何をするかわからない」という根拠のない
偏見を生んでいます。それで、就職差別や住居差別を受けて、生活がしづらくなっています。
日本でも、厚生労働省が2004年3月に「こころのバリアフリー宣言」を発表し、ようやく、
差別・偏見をなくす取り組みを始めました。
≪精神障害を正しく理解するために≫
精神障害は一般的に正しく理解されていません。たとえば、障害から生じる大変な「しんどさ」は外見から判断しにくいため、「なまけている」と見られることもよくあります。それが、当事者を余計に生きづらくさせています。
障害を理解する第一歩は、障害のある人と交流をすることです。障害がある人と一緒に話
すことは、障害がない人にとって、自分の生活やこころの健康を見つめなおすなどの貴重な機会となります。
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